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デザイナー志望だった私が、入社5年目でディレクターへ

今年KYOSO大賞(頑張った大賞)を受賞した、入社5年目の岩堀さん。新卒で入社し気持ちよく仕事がしたい、納得のいく仕事をしたいという強い思いを持って、今日もディーゼロで奮闘している、岩堀さんの本音をぽろりと紹介します。

学園祭のスポンサーになってください!と社長に直談判

元々デザインに興味があり、将来はデザイナーとして働きたいという思いを持ち、地元の芸術短期大学に入学。紙媒体を中心に勉強。学生時代は、授業と大学の実行委員で忙しい日々を送っていました。その中でも特に学園祭に思い入れがあり、毎年同じ内容をするのではなく

「芸術大学の特色を出せることをしたい」「芸術を取り入れた学園祭をしたい」と思っていた。

でも、大きい大学ではなかったので、とにかく予算がない。その中で、どうお金を回収するか?ということに注力していました。当時、スタートアップ企業が流行し始めた時期。多くのスタートアップ企業関連のイベントに行き、名刺交換をしてスポンサーになってくれる企業を探していました。

学園祭の準備と就活を同時に進めている中、たまたまディーゼロを発見。インターンシップに参加した際に、ゆるっとスポンサーを探していることを話すと、面接担当者(のちの上司)が社長に話してみたら?と背中を押してくれました。面接の時に緊張しながら熱い思いをぶつけ、社長は最後まで話を聞いてくれ、すんなりとスポンサーを受けてくれて正直驚きました。

ディーゼロって自分の意見をしっかりと言える場所なんだ。意見を聞き入れてくれる場所なんだ。

また、当時就職したかったデザイン会社が数社あり、インターンシップに参加しましたが、社会の現実を見た感じだった。社長が社員に怒鳴り散らかす場面や、怒られないように怯えながら仕事をしている姿を見て、

「気持ちよく仕事ができるところで働きたい」と強く実感しました。

ディーゼロは直観で人がいいなと感じた。ピリピリとしている様子はなく、自分の仕事を淡々としているけど、コミュニケーションが取れている。この距離感が居心地良く、自分に合っているなと。ディーゼロへ入社したいという気持ちが大きくなり、最後まで全力で挑みました。絶対に落ちたと思っていたのに、内定をもらうことができ、本当に嬉しかったです。

学園祭当日、見事に台風直撃。規模は小さくなりましたが新しいことにチャレンジでき、今までより学生が関わる学園祭になったと自信を持って言えます。特に初めて実施したフラッシュモブには思い入れが。特別講師CM会社の社長様からめっちゃ高いカメラを貸していただき、撮影も無償で協力してもらいました。

一つのことに真剣になると、ガッと集中し一人でやっている気になるけど、全然違う。友達や先生など多方面で協力していただき、形に残すことができました。

興味があることに挑戦できる環境

ディーゼロは色んな人がいて、色んな働き方をしている人がいます。

今の言葉でいうと「多様性」。

グラフィックデザインを極めている人や、グラフィックデザインとコーディング、ディレクター、プランナーなど幅広い業務を同時にやっている人がいます。職種は約31種類あり様々な働き方がある中、自分で選択し挑戦したいことを決めることができる。

未経験なので最初は、色々やって自分に合うものを見つけていく感じでした。

少し経ったある日、上司から

「グラフィックデザイン以外にも何でもできるけど、岩堀さんは何に挑戦したい?」

と聞かれるも、目の前のことでいっぱいで将来のことを考える余裕もなかったし、何がしたいかが分からなかった。

デザイン以外にも挑戦してみたいという気持ちはあったが、「新卒だし、未経験だし。」という思いが強く、一歩踏み出す勇気がなく、ずっと保留にしてとにかく目の前の仕事をこなす日々。

そんな中、入社して3年目の時に大型案件でディレクターのサポートをすることに。今までデザインやコーディングなど主に手を動かすことが中心でしたが、お客様と話すことや指示を出すことが増え、戸惑いがあったと同時に、企画が出来上がっていく感覚に魅力を感じるようになりました。

振り返ってみると学生時代、大学の実行委員として、企画〜実行を経験。大変だったけどそれ以上に達成感がすごかった。企画が出来上がっていく過程がすごく好きだった。ディレクター業務は大学の実行委員と少し感覚が似ている。だから、ディレクターの仕事に興味があるのかもしれない。原点はここなんだなと。

Happyが回っていく、この仕事最高では!?

今は窓口・運用・コーディングなど幅広く業務をしています。学生時代は、人を笑顔にするデザインを作りたいと思っていた。しかし、幅広く業務をするうちに

「デザインだけが仕事じゃないのでは?」

「クライアントが喜んでくれる、エンドユーザーが笑顔になる、これHappyが回っているやん!」

と気が付くことができ、改めて最高な仕事ができているなと実感しています。

先日の期末会で、KYOSO大賞(頑張った大賞)の受賞があり、選ばれることができました。去年は、実際に自分が中心となり、ディレクションをし、初めて取り組む業務が多かった。どうコミュニケーションを取っていくか、進めていくか迷ったし、悔しい思いもした。でもその都度、周りの人に助けを求めて、素直に分からないと言いました。ディーゼロはサポート環境が整っていて、何者にでもなれる。新卒で入社し、未経験の自分がよくここまで来れたなと思います。

先輩からしてもらったことを次は後輩へ

多くの案件を抱えている人は、絶対忙しいはずなのに、大変なはずなのに、こういう人に限って返信が速い。謎の速さ。その速さに何度も助けられました。

聞きたいときに質問できる環境。そのありがたみがものすごく分かる。分からないまま、聞けないままの状況が一番辛いと分かるからこそ、後輩にもそういう環境を作ってあげたい。

みんなと気持ちよく仕事がしたい。

今までは自分のことで精一杯だったけど、この数年でようやく後輩のことを考えられるように。どうすれば、気持ちよく仕事ができる環境になるのか?を常に考え、業務に取り組むようになりました。

今はとにかく自分の中の引き出しを増やしたい

現在はディレクター業務を極めることを決め、日々勉強中。最近WEBディレクター育成講座を受講しました。https://servithink.co.jp/service/web-director-workshop

【カリキュラム概要】

  • WEBディレクター概論、必要性

  • 問題解決の基本スキーム

  • ワークフロー

  • WEBディレクターにとってのコスト把握力

  • プロジェクトの進め方

  • システム開発のワークフロー

  • ワークショップ(プレゼンテーション)

講座を受けて、自分が思ってたディレクターと全然違うと直観で感じました。ただ話を聞き、指示を出すだけでなく、どう人を惹きつけることができるのか、信頼してもらえるかが重要だと。文章のコミュニケーション・対面のコミュニケーションでの気をつけるべき点や人の感情をどう動かすかなど、感情のバイアスに意識を置き、コミュニケーションを取ろうと思いました。

また、社外の方とワークショップをして、「あぁこんな考え方もあるんだ。この人のここ真似したい。」と学ぶことが多すぎた。日頃一緒に働いているメンバーとのワークショップは体験したことがありますが、初めましての方と一緒に作り上げていく感覚。毎回ドキドキでしたが、貴重な機会でした。

学生時代はデザイナーとして活躍する!と思っていて、思い描いた未来とは少し違うかもしれない。でも今はディレクターとして「岩堀さんになら安心して任せることができる」という風になりたい。

これからもこのWEB業界で輝き続けることができるよう、知識を深め、色んな案件に関わり経験を増やし、人から学び、素直に受け入れ自分のものにしていきます。

Written by 松村(まつむら) 

ディーゼロの広報担当。未経験で広報へ。
文章を書くって、伝えるって難しい。日々奮闘中。
食べることが大好き、ご飯誘ってください。