企業側が伝えたい情報よりも、求職者が「欲しい情報にスムーズに到達できること」に重点を置き、Webサイトリニューアルを実施。

より具体的に理解を深めてもらい、安心してエントリーしてもらうべく、不足しているコンテンツや情報量を大幅に拡充し撮影や取材を行いました。

　またお客様にも「採用したい人材」を明確にしてもらい、それに応じたスタッフの人選や、座談会を複数用意。会社の魅力をリアルな視点で伝え、単に応募者を募るだけでなく、より鮮明に採用後の「働くイメージ」ができ入社後のギャップを無くすよう注力しました。

　リニューアル前後では、利用者のサイトの滞在時間が2倍以上に伸び、採用サイト単体でエントリーを獲得できるようになるなど、非常にご満足いただけています。

3ヶ月のプロジェクトでは、毎週定例会を実施。オンラインミーティングで、事前に定例資料を準備し、各週毎に課題・進捗を確認しながら進めていくスタイルで進行。

その場で確認した内容を画面共有しながら資料更新する為、お客様含めメンバー全員の認識を明確にしました。また、プロジェクト管理ではディーゼロで標準採用しているbacklogを活用し、課題の抜け漏れを防ぎ安心してお任せいただけました。

ミーティングでは同業他社とのコンテンツ比較、既存サイトの課題点を元に、どんなコンテンツを強化していくべきか議論を重ね、撮影でのスタッフの表情や、仕事内容のインタビュー内容まで詳細に取り決めました。

お客様スタッフが多拠点に分かれていることもあり、2日間という短い撮影・取材の中、綿密な撮影・取材スケジュールを組むことで１つのオフィスをうまく活用し、徹底した準備でスムーズに進行。特に座談会インタビューのシーンでは、取材と撮影を並行して実施するため、入念な準備とロケハンなどをおこないました。

忙しい合間を縫って社長にもご協力いただき、追加撮影まで行うことができました。
お客様側の負担もできるだけ低減するため、個人への取材は別日でリモート取材させていただくなど、工夫しています。

旧サイトで未対応だった、Indeed（1URLに1職種ｘ1地域となる対応）や、Googleしごと検索（Googleの構造化データ対応）にも対応。これらを実現するため、baserCMSを用いた新しい求人票管理のシステムを構築。

無機質な求人票にならないよう、自由に編集できるエリアと固定エリアを組み合わせができる、弊社開発のbaserCMS用プラグイン「Burger Editor」を用いて、お客様側で自由にテキストや職種写真などを更新できるように。

結果、リニューアル後は検索エンジン対応（SEO）としてGoogleしごと検索表示で上位表示されるようになるなど、効果が現れています。

また、上場企業様として、多種の求人を取り扱うことから、勤務地・職種・グループ会社・雇用形態など複数検索に対応できる機能も追加しました。