「やわらか頑固」なこだわり派!コバニキに話を聞いてみた
今回は東京オフィスで働くメンバーを初紹介!
小林さんは東京オフィスのメンバーとして中途で入社され、今年で6年目となります。
- アドバイザー
- ディレクター
- プランナー
- ユニットリーダー
- ギルドサブリーダー
- 文化祭実行委員長
など、多くの職種・役職で活躍中!
どんな時でも物腰がやわらかで、頼れる兄貴分のような存在。スタッフからは「コバニキ」の愛称で親しまれています。だけどただ優しいだけではなく、少し変わった一面も…。
「小林さんってどんな人ですか?」と社内のメンバーに尋ねると、
- 職人
- おひとよし
- 頼れるアニキ
- やわらか頑固
- 豆の人(!?)
など、気になるワードが次々と出てきました。
「職人」「やわらか頑固」というワードからも読み取れるように、小林さんは仕事でこだわりを強く発揮しているように思います。
小林さんがこだわりを最も見せるのは、ギルドサブリーダーも務められている「情報設計」の分野。
どんなお客様なのか?どんなサイトにするのか?どんな情報構造にするのか?どんな見せ方をするのか?
細かく調査し、かみ砕き、突き詰めて考えられる様子を何度も目にしてきました。
「職人」という印象も、時間をかけてじっくり作り上げる小林さんの姿から感じられるのかも知れません。
でも、小林さんはいつからこんなに一つの物事にこだわり、突き詰めて考えるようになったのでしょうか?
ご本人にお話を聴いてみました。
美しい海を見るよりも、私は崖を測りたい。
-小林さん:
学生の時からとにかく地図を見るのが大好きで、表紙がすり減って真っ白になるくらい地図帳を見てました。好きな地形は「台地のへり」と「段丘」、好きな道はくねくねした道路。
知識を突き詰めすぎて、大学受験の時、先生から「地理だけだったら東大に行けるのに」と言われたのも記憶に残っています(笑)
そのまま当然のように大学では地理学を専攻していました。
ゼミで海に行く機会があったのですが、目の前の美しい海に一瞥もくれず崖の測量を必死にしていると、周りの人から「なんだあいつ…」という目で見られたりもしました。
地図は本当に面白くて、一つの情報に「なぜ?」がたくさん詰まっています。
見えているものだけがすべてではなく、現実と空想、過去現在未来、夢とロマン、物語など、たくさんの見えない要素があるんです。
昔からそうなんですが、知らないことを、知らないまま放っておけないんです。
一度自分が気になってしまうと、ちゃんと理解できるようになるまで調べて、深堀してしまう。
実はディーゼロに入社する前の会社もweb業界ではあるのですが、地図に関連した会社でした。
今思えば、web業界に足を踏み入れるきっかけも地理好きの派生でした。
新卒の時は、営業として採用されました。本当に忙しいときは走って終電に駆けこんで始発で出社、なんてこともあって、バリバリ働いていましたね。
仕事が楽しい!と実感したのは、編集チームに異動してからです。企画・取材・撮影など、自分で考えて動けることにワクワクしました。
ですが、お客様からの要望に対し、自分でも「もっとこだわりたい!」という気持ちがあったのに、知識的にも技術的に限界があって叶えられないシーンが何度かあり、そのジレンマから、次第に転職を考えるようになりました。
地方の会社?ゆるいんじゃないの?
転職活動をしていたのはちょうどコロナ禍のタイミング。
web業界で絞って、内定を頂けたのがディーゼロと、旅行系の会社のふたつ。
正直選考を受けるまでは、ディーゼロに対して少し不安はありました。
東京出身で東京以外のことを全然知らない自分からすれば、『福岡の会社? ゆるいんじゃないの?』と高を括っていた部分もありました。
けれど、実際に選考を受けてみると、ディーゼロの当時の入社試験だった「1週間でプレゼン資料を作る」というお題が自分のやりたいことととてもマッチしていて。
面接担当は谷口さん(弊社代表取締役)と渡邉さん(弊社執行役員)だったのですが、フィードバックが的確で、東京も福岡も何も変わらないなと思いました。
結局、旅行会社はコロナの影響が大きそうということと、当時自分が通いやすい場所(新橋LOVE)にディーゼロのオフィスがあったという現実的な理由で、入社を決意しました。
前職ではweb制作業務を学ぶ機会がなかったので、ほぼ初心者の状態で入社したのですが、3日後にはコンペに向けた資料作成に参加することになりました。
割と難易度の高い案件だったので、人によっては「えっ!」と思うかもしれませんね。いきなりハードル高すぎるだろって。
私は最初の設計の部分に関わりたいという意欲が強かったので、やりたいことをすぐやらせてもらえたことがとてもうれしかったです。
でも、やりたいことをやれるのと、できるのはやっぱり別で、作った資料を上司に提出すると、めっちゃくちゃにテコ入れされました(笑)
最初私が作ったのは20ページくらいだったんですが、最終的には100ページ近いボリュームに。
前職ではありえないボリュームの資料だったので、内心びっくりでした。
自分の武器にしたい、「こだわってしまう」という性質
ディーゼロに入社して、強く印象に残っている案件があります。
その案件は非常にタイトなスケジュールで進行していたのですが、もう納品間近!というところで、社内のメンバーからストップがかかりました。
詳細は割愛しますが、「DZとしての品質」を担保するために、そのまま納品してはならないと止められたんです。
スケジュールも簡単に動かせるものではなかったし、交渉するにも手間がかかる。
何よりクリティカルなものではなかったし、先方の納期を優先すべきだと私は感じていました。
だけど結局GOは出なくて、なんとかスケジュールを交渉して、該当の箇所を再度調整し納品しました。あの時はすごくヒヤヒヤしたのを覚えています。
その時、「この会社、めっちゃ細かいし、こだわるな」と思ったんです。
自分もこだわりの強い人間だなとは思うのですが、正直「え、そんなところも!?」と思うような部分でこだわりを見せてくるメンバーもいます。
こだわりの方向性が全然違うので、「ここはこんなにこだわるのに、そこはゆるいんだ」みたいなことも往々にしてありますが(私も然り)
社内に、自分の知らない領域でこだわりを持つメンバーがいる中、自分はコーディングもデザインも、制作の実働的な部分では特別なスキルは持ってない。
だからこそ、自分のこの「知らないことを、知らないまま放っておけない」という気持ちは、お客様に対して、誰よりも持っていたいと思っています。
案件の中で、お客様の業界や専門用語についてわからないことがあれば、すぐに調べて、理解する。これはもちろん仕事のためでもあるんですけど、何より自分がそうしないと気が済まないタイプだからです。
5年目にして挑んでみた、向いてない領域
ユニットリーダーへの打診は、年齢的にも何度かありましたが、中々踏ん切りがつきませんでした。自分はコミュニケーションをそんなに活発に取るほうではないし、素質が自分にあるとも正直思えなかった。
それでも今年トライしてみようと思ったのは、自分もディーゼロで5年目になって、後輩が増えてきたからというところもあります。
自分の年齢的にもそろそろ、新しいステップを考えていく必要があると思いました。
もちろん、実務としてプランニング能力など伸ばしたいスキルは多々ありますが、そのうちの一つとして、「管理職」というスキルに、自分に適性があるのかを知りたかった。
幸いにもディーゼロは、一度リーダーをしたからといってずっと続けなければいけないということもない。そういった意味ではハードルは低くトライできている気がします。
私のユニットがうまくいってるかって?
それはユニットメンバーに聞いてください(笑)
東京・福岡で物理的な距離はありますが、オンラインでいつも話しているので、リーダーをやるうえで距離をハードルに感じることはあまりありません。
25周年では文化祭(参考:文化祭レポート)の実行委員長も務めました。
会場も福岡だし、福岡のメンバーの方が圧倒的に多いという状況でしたが、もう自分の中で距離があることはやらない理由にはならなかったです。
流れで決まったのですが、スッと受け入れました。
企画を通すときに何回もボツにされたりとか、距離は全く関係ない苦しみはありましたが…(笑)
スケジュールを組んだり、ゼロから企画案を練ったり、そういった裏方的な仕事は割と好きな方なので、楽しんでやり切れました。
プライベートを浸食する「知識欲」
プライベートでは、資格を取得するのが趣味です。もう失効してしまったものもありますが、
- 狩猟免許
- 罠免許
- 一級船舶免許
- 世界遺産検定
- 中国語検定
- ダイビングライセンス
上記のような、ちょっとマニアックな資格や免許をいくつか持っています。
今年はFPの資格も取ってみたいんですが、中々勉強する時間が取れず苦戦中です。
東京オフィスは趣味と仕事をうまく両立している人が多いですが、私は正直、「趣味が仕事」状態になってしまってます(笑)。休みの日も仕事のことを考えてしまってる。
強要されているわけじゃないのですが、シンプルにいま、仕事が一番楽しいからです。
仕事柄、たくさんの業界の人と関われるし、そこでまた「知りたい!」が生まれて、知ったからには「こだわりたい!」となる。その繰り返しです。
私が強みにしていきたいと思っているサイト設計の部分は、AI活用が広がった後でも、「人間の感覚」だからこそ出来ることも多いと思っています。とにかくそのスキルを強めていきたい気持ちが強いです。
欲を言えば、もっと一つの案件を、根幹から突き詰めて考える時間が欲しいですね。
ディーゼロは複数の案件を並行して行うので、その時間が中々取れないことが悩みです。
どこまでも突き詰めて、もっと深く知りたい。
このインタビューの時に「いつからそんなにこだわるようになったんですか?」と聞かれましたが、わかりません。
気づいたときにはこうなっていました。
あとがき
「どうしてこんなにこだわるようになったのかわからない…」とインタビューの時は首をひねっていた小林さんですが、話を深掘りするうちに良い意味で驚かされるエピソードがたくさん出てきました。
社内メンバーから「いい加減にしろw」と愛のあるツッコミを受けることもある小林さんですが、そうした泥臭い追求の積み重ねが、お客様との信頼を築く一つのきっかけになっています。
ちなみに、ご実家は豆菓子の製造を生業とされていて、その豆のお菓子が社内では大人気!一躍「豆の人」になっています。
これからもその「こだわり」への飽くなき探求と、豆菓子の差し入れを期待しています!