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銀行員経験を経て夢だったデザイナーに

大好評だった「オレKaizen Project」では新卒1年目にも関わらず、中心メンバーとなり最後までやり遂げ、このプロジェクトに携われたことが入社して嬉しかったことと話す三隅さん。何事も挑戦することを大切に、社会人経験を経て夢だったデザイナーに。どんな人生を送ってきたのか、三隅さんの人生をほんの少し紹介します。

いわゆる進学校で勉強漬けの日々

一人っ子だったので、小さい頃は主に一人で遊んでいました。手芸や絵を描くことが大好きな子供。周りからは手先が器用と言われ、何かを作ることが大好きでした。性格的には穏やかで比較的大人しめだったとか。

高校では勉強がメインでいわゆる進学校に通っていました。基本的はみんな国立大学を目指そうねという雰囲気だったため、大学進学以外の選択肢がなく・・就活に有利と言われる経済学部へ。

第一希望は国公立大学。受験当日、プレッシャーに負け本領発揮ができなかった。昔からそう。緊張に弱いタイプ。悔しくて悔しくてたまらなかったけど、何とか気持ちを切り替え福岡の私立大学に通うことになりました。

度胸がつき、自信を持てるようになった大学生活

ちゃんと勉強もしつつ、軽音楽部に入りサークル活動に明け暮れる日々。今思うとサークルのみんなとずっと一緒で音楽にまみれた4年間でした。本格的にライブをイチから作り上げる100人規模のサークル。このサークルのパートリーダーになり、みんなをまとめ人前で話すことが当たり前に。思い切ってリーダーをやったおかげで度胸がつきました。プレッシャーに弱い自分を克服できたし、こんな自分を変えてくれたサークルに感謝です。

大学4年生になり、就職をどうしようかなと考えていました。やっぱり地元の山口県に帰りたいという思いが強く、山口県の公務員試験を受けましたが落ちてしまいました。絶望的だった中、タイミングよく山口県の銀行の新卒応募があり、受かったのでそのまま行くことに。

自分で何かを作ることに挑戦してみたい

新卒で約2年間、銀行員として主に窓口や保険営業などの仕事をやっていました。色んなお客様がくるので、接客の難しさといかに効率よく仕事をしていくかなど、社会人として経験しておくべきことを多く学びました。それと同時にこのままでいいのだろうかという思いが強かった。

その時に大学時代から付き合っていた人と結婚することに。結婚をきっかけに何か新しいことをしてみたい。昔から好きだったものづくりに挑戦してみようと思い、退職を決意しました。

ひたすらデザインに向き合う2年間

大学で仲の良かった先輩がデザインの専門学校に行っていることを知り、心の中でいいな。そういう道もあるんだと。大変そうだったけどいきいきと専門学校に通っている先輩を見て、自分も好きなことに挑戦し、仕事にしたいと強く思うようになりました。

専門学校に入学し、イチからデザインについて学び吸収しきれないほど充実した毎日でした。技術力はもちろん、思考力やプレゼン力など得ることが多く、2年間きっちりデザインに向き合うことができました。

銀行員をやめ、独学でデザインの勉強をする選択肢もありましたが、強制的にデザインに向き合う時間を作りたいし、そうすることで自信に繋がると本気で思った。結果として専門学校に通って正解でした。

「福岡 Webデザイン 会社」と検索

地元で就職を考えましたが、デザイン職が少なく断念。大学時代から馴染みがあった福岡で就職先を探すことに。グラフィックメインの学校でしたが、その中でWebの授業もあり、かなり興味があったため「福岡 Webデザイン 会社」と検索し、ヒットしたのがディーゼロでした。

就職活動をする上で譲れないポイントとして、毎年新卒を募集しているかどうかでした。私自身、社会人経験はあるもののデザイナーとしては未経験。新卒としてしっかりと勉強をしていきたいという思いが強く、これだけはどうしても譲れなかったです。

選考が進む中で、3日間のインターンをさせてもらいました。自分のポートフォリオ内の制作物一つをピックアップして、ある商品のWebサイトの内容をブラッシュアップするという課題がありました。先輩方と毎日ミーティングをし、様々な意見をいただきとても勉強になると同時に、自分の中で情報の取捨選択がうまくできず、最後の最後でようやく形に。先輩方がいつも気にかけてくれて、的確なアドバイスをいただける環境がとても自分にとって大きなステップアップに繋がり、ここで身を置きたいと思いました。

自分自身あまり納得のいくものはできなかったと後悔する気持ちが強く、落ちてしまったかなと不安に思いながら、疲労感とともに新幹線に乗って地元である山口県に帰っている途中、次の最終選考の案内がありとても嬉しく、次こそは!!という思いでした。その後、内定をいただき、ここまで頑張ってきてよかった。。涙が出るほど嬉しかったです。

二刀流で活躍できる人になりたい

まずはデザイナーとして実力を身に付け、いつかはディレクターにも挑戦してみたい。二刀流で幅広く活躍できる人になれるよう、まずはコツコツと目の前の仕事に向き合い、挑戦し続けます。

Written by 松村(まつむら) 

ディーゼロの広報担当。未経験で広報へ。
文章を書くって、伝えるって難しい。日々奮闘中。
食べることが大好き、ご飯誘ってください。