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アクセシビリティカンファレンス福岡2023へ参加!

2023年11月11日に開催された「アクセシビリティカンファレンス福岡2023」に参加してきました!

ディーゼロの平尾が実行委員長として音頭を取り、形となったイベント。

100名以上のオフライン開催で、全国で活躍するアクセシビリティの先駆者のセッションが聴ける、貴重な機会でした。

スポンサーブースも充実!

会場には多くの方が来場されており、スポンサーブースも趣向を凝らした内容で、和やか&にぎやかな雰囲気。

SmartHRさんのブースで、自分の名前の点字シール作りをさせていただきました!初めて見た!

おやつとコーヒーブースも!オリジナルアイシングクッキーかわいかったです。

身体に障害のある方々と同じ空間ですごし、出会う機会は少ないですが実際に街の中にも障害を持った方がたくさんいらっしゃるんだな、とふと、思いました。

車椅子の方が、会場の席にたどり着くまで、まわりの方に声掛けしないと道があかないし、少しの移動が、私の移動と全然違っていて。

そんな当たり前で、当たり前ではないことに、あらためて気づきました。さて、着席!

アクセシビリティってなんだろう

講演の中でも印象に残っているのは、「エキマトぺ(https://ekimatopeia.jp/)」という取り組みについてのお話。

駅での車掌さんのアナウンス(〇番線に電車がまいります)や、電車が入ってくる音(ガタンゴトン、など)を電光看板でビジュアルで見せる、といったもの。

目で、文字で、見えることで、その“音”が、耳が不自由な方の日常にやっと入ってきたんだなぁと思いました。やっと「在る」ものになったんだなぁ、と。

目で見えない情報が日常に溶け込んでいること、それが私たちの生活にどれだけ影響を与えているのか、気づけた瞬間でした。

「みんなが情報を利用できる」ということ

今まで「アクセシビリティに力を入れよう」と言われると少し難しい印象がありましたが、「みんなが使えるように」と聞くと、なるほど、そうか、とスッと理解できました。

アクセシビリティという言葉の浸透は、まだ少し遠いかもしれませんが、目に見えない世界がどんなだろうか、音のない世界ってどんなだろうか、その人の目や耳にどう伝わるのか、自分の感じる世界との違いに想像力を膨らませてみるのが、理解への第一歩だと思います。

「みんなが情報を利用できるようにする」というシンプルでわかりやすい認識が広がって、ひとりひとりが、もっとアクセシビリティを身近に感じること。

それは、物理的にも心理的にも、個々の「違い」を越えて、多様さを受け入れて、みんなが利用できる、をあたりまえにしていくこと。そんなあたたかい社会で生きていきたい。

日々出会う、私のまわりに存在しているアクセシビリティを見つけながら、毎日を暮らしていこうと思います。私もその一員として、ここにいる。

Written by 福永 / DJ AI

ディーゼロのWebアドバイザー。
平日はお客様に寄り添う窓口担当、週末は音楽をこよなく愛するDJ。
海外、特にヨーロッパが好き。英語話せます。