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完全に落ちたと思った面接で、なぜか内定をもらった

今年4月に入社した新入社員、與那覇さん。

のんびり屋さんかな?と思いきや、テキパキ仕事をこなす。素晴らしい感性と技術、コミュニケーション能力を持っています。本当に20代前半なの?と思うシーンがたくさん。

この本文を読み終わったあと、與那覇さんと話してみたい、一緒に働きたいと思うようになるかも。

学生時代にWEBデザインに出会い、WEB業界の道で頑張ると決めた與那覇さんの気持ちをお伝えします。

自分が考えたものが形になるって楽しい

物心ついた頃から、絵を描くことが楽しくて楽しくて仕方なく、毎日ワクワクした気持ちで無心で絵を描いていました。描くだけじゃなくて、幅広く知識や技術を学びたいと思い、デザイン科がある高校へ。

高校では、基礎的なイラストや写真についてなど、広い範囲を勉強し、

『自分が考えたものを形にするってこんなに楽しいんだ!』

という、一番大事で忘れてはいけない部分を知ることができました。

その中でも、ポスター制作やロゴ制作に興味を持ち、

「より深くデザインについて勉強したい」

「将来はデザインに関わる仕事がしたい」

と思うように。

もっとデザインの勉強をするなら、知識や感性、色んな人と関わり、様々な視点で学べる環境にいきたいと思い、沖縄を離れると決意。

福岡は何をするにもちょうどいい、福岡のご飯が好き、いつでも帰れる距離

そう思い、福岡のデザイン専門学校へ。

WEBデザインは、自分の手でより多くの情報を伝えることができる

専門学校では、ハードな生活を送る日々でした。でもそれ以上に、創り上げていく過程や作品が完成した瞬間など、今まで味わったことのない達成感を味わうことが、自分の中で自信に。

その中でも一番印象に残った&頑張ったことは、企業課題。実際に、高校のホームページを作るという企業課題に取り組みました。授業以外で、ちゃんとWEBデザインに挑戦したのは、これが初めて。コロナの影響で高校に訪問ができず、パンフレットや動画、アンケートなどで高校の雰囲気や生徒たちの声を聞き、デザインを形に。

この企業課題は、WEBデザインの楽しさを感じると同時に、難しさにも直面し、

『あ、もう無理かも』

と何度も思いました。

でも、時間と手間がかかった作業だからこそ、完成時の嬉しさと達成感は今までの課題と比べても大きかった。初めてWEBデザインの楽しさを身に染みて実感し、興味を持ち始めました。また、グラフィックデザインとは違った部分に気が付くことに。動きがあるということが一番大きい。今までグラフィックデザインしかやっていなかったこともあり、コードで実装できるデザインを初めて意識しました。難しいと感じた部分でもあり、動きがあることによって情報を伝える手段が、グラフィックに比べて多いところが魅力的でした。

「ボタンひとつで色んな操作ができる」

「コード書くのってめっちゃ楽しい」

とWEBデザインの沼に陥り、WEB業界へ進もうと決心。

万人受けするデザインから抜け出したい

学校の先生から、

型にはまった、街中によくあるデザインと言われまくっていました。

言い方を変えると、

「万人受けしやすいデザイン」。

特に学校では、学生らしい自由な発想のデザインを求められることが多く、新しいアイデアが湧かず苦しむことも多くありました。

友達は特徴があるデザインや新しいアイデアをバンバン描けるのに私は・・?

と落ち込む日々。

悩んでいても仕方ないと思い、まず自分の色を見つけることに注力。お手本のデザインからレイアウト、組み立てを見つけて、自分でデザインに起こすことを繰り返し練習。ある程度得意なデザインが掴めるようになり、自信に繋がりました。

卒業制作で地元沖縄の魅力を伝える、フォトスナップのWEBサイトを作りました。

福岡の制作会社で学びたい

1年生の頃、企業説明会でディーゼロのことを知りました。他社と比べ、研修や勉強会が豊富で、学ぶ環境が整っているなと実感。また、仕事内容やスタッフ紹介など具体的に説明してくれて、イメージしやすかった。他社と違うなと感じていたので、かなり印象的でした。

2年生の後期から、就活スタート。

記憶の片隅にディーゼロがあったので、改めてホームページを見ると、会社の雰囲気が掴みやすく、自分がこの中で働いている姿を想像することができました。

「自分に合っている会社かもしれない」

「実績紹介で掲載している、企業のWEBサイトを作りたい」

「福岡のWEB制作会社で名の知れたディーゼロで、働いてみたい」

と思い、ディーゼロに応募。

様々な職種が混ざりあって、WEBサイトができているんだ

面接の流れ

  • 一次選考(ポートフォリオ)

  • 二次選考(インターン実習)

  • プレゼン

  • 三次選考

  • 最終選考

二次選考では、WEB制作をしているシステムを知ってもらえるためのLPを作る、課題へ取り組むことに。ターゲット層やデザインは自由。

デザイナーだけでなく、ディレクターやエンジニアの方など幅広いスタッフにアドバイスをもらいました。デザインの細かな部分(文字のサイズやコンテンツ同士の幅)など基礎的なアドバイスをもらったり、プレゼン資料の作り方やコツを教えていただきました。

分かっていたつもりでしたが、

仕事って、一人でするんじゃないんだ、たくさんの人が関わってホームページが作られるんだ。

と身にしみて実感。

1週間という期間の中で、デザインに時間をかけすぎてしまい、時間配分ができなかったなと大反省。プレゼン発表の練習もあまりできない中、当日。自分の良さを出すことができなかったし、ぶっちゃけ

『あ、今回は本当にダメかも』と思いました。

  学生の頃は、自分が思い描くものができるまで、とことん時間をかけて制作できましたが、

『社会に出て働くって、こういうことなんだ』

『時間内にどれだけのものを作れるかが大事なんだ』と実感。

個人的に悔しい結果に終わったなと思いましたが、この課題をきっかけに、自分の実力やデザインの進め方、作業時に時間を意識するように。得たものも大きかった。

二次選考が終わり、あまりにも手応えがなくてもう諦めていたので、通過の連絡をもらった時は本当に驚きました。

選考が進むにつれ、

「ここでWEBデザインを学びたい」

「ディーゼロのメンバーと働きたい」と思うように。

最終選考では、社長・副社長と面接。

面接というより雑談。社長から、ディーゼロの良さやどんな人が働いているかなど、包み隠さず話してくれて、イメージが湧いたので、ホッと安心。

その後内定のご連絡をもらった時は、本当に嬉しかったのを覚えています。正直内定をもらえると思っていなかったので、びっくり。両親、学校の先生、友達、みんな喜んでくれて、頑張って良かったと思う瞬間でした。

2社内定をもらっていましたが、

「自分の成長に繋がるのは、ここだな」と思い、迷わずディーゼロを選びました。

デザイナーとして必要なことを学ぶ日々

ディーゼロに入社して、約4ヶ月。

研修や先輩のサポートのおかげで、少しずつ慣れてきましたが、正直言うとついていくのに、いっぱいいっぱい。デザイン面で、全く知識や技術が足りてないなと感じる日々。pinterestなどを活用してwebデザインのコンテンツやパーツごとのデザインを集めたり、作業スピードを上げるために、時間を決めてどこまでデザイン制作ができるかなど勉強中です。

デザイナーとして、早く一人前になり、興味があることにどんどんチャレンジしていく。

そして、

「デザインで何かを与えられる存在になる」

という軸はぶらさないよう、これからも頑張っていきます!

Written by 松村(まつむら) 

ディーゼロの広報担当。未経験で広報へ。
文章を書くって、伝えるって難しい。日々奮闘中。
食べることが大好き、ご飯誘ってください。