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ウェブデザイナーのノベルティデザイン奮闘記 〜後編〜

後半はTシャツのデザインを担当しました「渡慶次(とけし)」がお送りいたします!

2月に中途で入社(※2023年当時)したばかりの新人ですが、ありがたいことに親会社のKAIZEN PLATFORM(通称 KAIZEN)の10周年ノベルティグッズの制作に携わらせていただきました。

今回は「Tシャツデザイン誕生秘話」と「KAIZEN10周年パーティ参戦」の2つのお話をしていきたいと思います。
 

Tシャツデザイン誕生秘話

※一部、前編(樋口さん著)と被っている情報があるかもしれませんが、それぞれの目線だとこんな感じなんだな〜と見ていただけますと幸いです。

KAIZENの社長であるスドケンさんからの「アーティストのツアーやライブTシャツみたいなイメージで作ってほしい」というご要望からスタートしたTシャツ作成。
 

前情報

  • キャッチコピー:Kaizen Freaks(カイゼン狂)
  • デザインイメージ:思いっきり遊んじゃって、ぜひかっこいいライブTみたいなのに!
  • 伝えたいメッセージ:「10年分の感謝と次の10年に向けてまた新しい1歩をみんなで踏み出そう」
     

社内Slackにて日高さんより「かっちょいいバンドTシャツ教えてください!」というスレッドが立ち、皆さんの推しバンドをたくさん教えていただきました!
 

上記情報を元に、まずは日髙さん、樋口さん、渡慶次の3人で方向性のアイディアを持ち寄ることに。

アイディアラッシュ

  • 樋口さん案テーマ:「レトロポップ」
  • 渡慶次案テーマ:「”10”の文字を大きく打ち出すもの」
  • 日髙さんテーマ:「上記2つ以外の何か」
  • という感じの初回アイディア出しでした。
     

デザイン着手まえに行ったこと

  • KAIZENのサイトを見る(どんな会社?トンマナは?)
  • スドケンさんの記事を読む(どんな人?何が好き?)
  • スドケンさんにヒアリング(好きな音楽は?)
  • ライブグッズサイトを見る(ライブTっぽさを学ぶ)
  • Tシャツ販売サイトを見る(逆にライブTっぽくなさを学ぶ)
  • 5周年のTシャツを見せてもらう(大体の方向性が知れる)
     

考えたこと1 「そもそもバンドTらしさとは?」
⇒ライブグッズって見たらなんとなく「ライブTだ!」とわかるけど、何をもってライブTと感じてるんだろう?と思ったので、この世のライブTをとにかくたくさん見た結果、

  • 表面にロゴ(ライブツアーロゴ or バンドロゴ)
  • 背面に小さい文字たくさん(ライブツアー巡回日程 or 過去ツアー歴)

の2点があるとライブTっぽさが出る!という結論に至ったので、そんな感じのデザインで詰めていくことにしました。
 

考えたこと2 「これをKAIZENっぽく表現するには?」
上記の「バンドTらしさ」のあるデザインを、「KAIZEN」らしくアレンジしていきます。
デザインの方向性としては下記のようなイメージで進めていきました。

  • テイスト:かわいい < かっこいい
  • フォント:明朝 < ゴシック
  • 線:細い < 太い
  • 女性的 < 男性的

上記の工程を経て最初にご提案したデザイン(渡慶次案)がこちらです▼
 

「10年分の感謝と次の10年に向けてまた新しい1歩をみんなで踏み出そう」というスドケンさんのメッセージを具現化するべく、KAIZENロゴの矢印を枠からはみ出させ、これからの更なる飛躍を表現しました。


提案の結果

  • Tシャツデザインは渡慶次案
  • エコバッグは樋口さん案

で決定したのですが、Tシャツの方は「フォントと色味を変えてみてほしい」とのご要望が…

具体的なデザインイメージの示唆はなかったので、
カラーやフォントを変えて色々なパターンをご提案しました。
 

2回目提案の結果、ロゴは樋口さん案を踏襲したものに決まり(結果としてロゴイメージの統一ができたのでよかったです◎)、その後 色味の調整を経て完成へと至りました。

ちなみに入稿(デザインデータを印刷会社さんに渡すこと)時に「パントーンで色指定を」とのご依頼をいただいたのですが、パントーンの色見本帳が社内に無かったため力技で乗り切りました。
(なぜPC画面上で色を指定するとまずいのか?のお話を始めると長くなるので、またの機会に。。。)
 

KAIZEN10周年パーティ参戦

無事データを納品し、ほっとしているところに「よければデザインチームのお三方、パーティにこられませんか?」とのお誘いが。

GW前にお誘いをいただいたのですが、樋口さんは当日予定があるためNG。。。
日髙さんはOK、私はというとGW期間中まるまる めちゃくちゃ悩んで、参加させていただくことに決めました!

当日の会場は東京 原宿「東郷会館」。
賑やかな原宿通りを抜けた先にある、緑に囲まれた素敵な会場でした。

会場に入ると早速、Tシャツを着たKAIZENのスタッフさん達が迎えてくれました!

受付を済ますとノベルティグッズ入りの紙袋を手渡してくれます。
Tシャツの色(黒or白)とサイズも選ばせてもらえました。

会場入り口にはフォトブースが設けられ、入る前にチェキ撮影。
ここでも小道具としてデザイン達をご活用いただいておりました〜!
残念ながら私は東京の電車の洗礼を受けた結果 遅刻ギリギリで滑り込んだため撮影できず…代わりにお三方のお写真を掲載しておきます!
 

会場にはTシャツを着てくれている方もたくさんいらっしゃり、とても賑やかな雰囲気でした!

パーティが始まり最初にキレイなスドケンさんがAIで動き喋るムービーで盛り上がり、
続いて「今回のパーティ開催にあたりご尽力いただいた方々をご紹介します」とのアナウンスで我々デザインチームの名前を一番に呼んでいただき、そのKAIZENさん達のお気持ちがうれしかったです。

立食パーティ形式だったので、一通り食事を楽しんだあとKAIZENの方々を日髙さんにご紹介いただき、直々に「デザイン好評です!」とのお声を聞くことができました。
デザイナーはデザインのフィードバックをもらえることが少ないので、直接感想をいただける機会は大変ありがたく、モチベに繋がります!

新参者にも関わらず、やりがいのあるデザインに携わらせていただき、大変いい経験になりました!

長くなってしまいましたが、
KAIZEN20周年が今から楽しみになる、楽しいお仕事のご紹介でした◎

前編の記事はこちら▶https://www.d-zero.co.jp/reports/archives/75
★スペシャルサンクス:
福永さん(Tシャツ背面の英文を添削いただきました!)、
吉田さん、山田さん、那木さん、平尾さん、増元さん、田中さん、坂井さん、
岡田さん、宮川さん(順不同)

Written by 渡慶次

気が付いたら新人と名乗るには時間が経ちすぎていました。