福岡県 外国人材活用サポートページ
誰もが「一歩踏み出せる」仕組みを、行政とともにつくる。
福岡県より、福岡県行政書士会を通じてご依頼をいただき、「福岡県 外国人材活用サポートページ」のサイトを制作・公開いたしました。
今回の課題は、「外国人材雇用における事業主向けサポートの強化」。外国人材の雇用推進が全国的に進むなか、専門性の高さがハードルとなり、導入に踏み切れない事業者も多いという現実がありました。
そこで、事業者の方へ向け、外国人雇用に関する基礎知識をわかりやすく整理し、初めての方でも迷わず使える構成に。福岡県行政書士会がYouTubeで提供しているオンデマンド講習への導線も整備し、「知る・学ぶ・相談する」を一貫して行えるサイトを構築しました。
事業者の方に「一歩を踏み出す勇気と安心」を届けることを目指して、設計から実装まで丁寧に伴走しています。
メッセージ設計からビジュアル・UIまで、一貫した表現にこだわる。
関係者様への事前ヒアリングを通じて、本プロジェクトの初期段階で「プロの目線から外国人材雇用主をサポート。一歩を踏み出す勇気と安心を届ける。」というコンセプトを策定しています。この軸を起点にしたことで、プロジェクトメンバーの想いを一つにし、スムーズに進行することができました。
また、当初、行政書士会のご担当者は、専門家としての正確な情報提供を第一に考えておられました。 しかしそのままでは、初めて外国人材の雇用を検討する一般の事業者にとっては、難しく感じられてしまう懸念もありました。
そこでディーゼロでは、社内の総務担当や、外国人材として実際に働くメンバーにもヒアリングを実施。 実際の疑問点やつまずきやすいポイントを洗い出し、専門用語を一般的な表現に置き換えるなど、閲覧者の目線に立った情報構成を心がけました。
ファーストビューのデザインは3案提案。最終的には、親しみやすさを重視したイラストベースの構成(C案)を選定しました。
- A案:「誠実」フォーマルなデザイン
- B案:「未来」先進的デザイン
- C案:「わかりやすさ」親しみのあるデザイン
メインビジュアルには、農業・建設・介護など、外国人に人気の業種を象徴的に描いたイラストを用い、福岡県の未来を支える多様な人々の姿を表現しました。誰もが「自分もその一員になれる」と感じられるよう、登場人物の顔をあえて描きすぎないなど、細部まで意図を込めています。
また、TOPページにはテクスチャ背景を用いて温かみを持たせた一方で、ブラウザ幅や要素配置のバランスには細心の注意を払い、見やすさと世界観を両立するようコーディング面でも工夫を重ねました。
福岡県や行政書士会のご担当者さまをはじめとした関係者の皆様のご協力もあり、本サイトを無事リリースすることができました。これからも、Webサイトを通じてお客様やサイトユーザーの課題を解決していけるよう、丁寧なものづくりを続けていきます。
サイトURL | https://hello.gyosei-fukuoka.or.jp/ |
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業種 | 公共・組合団体・官公庁 |
公開日 | 2024年10月31日 |
製作期間 | 5ヶ月 |
対応デバイス | PC・スマートフォン |
制作スタッフ | 窓口・アドバイザー:大坪 ディレクション:岩堀 デザイン:ホア、牧山、おの、渡慶次、宮川 イラスト:いのうえさくら コーディング:小牧、上野 システム:吉塚 サポート:おの、アシガル(パートナー)、熊澤 |