デーリィ南日本酪農協同株式会社 ヨーグルッペトレジャー キャンペーンサイト
SNSでも話題となったヨーグルッペ35周年記念のブラウザゲーム
九州を中心に、老若男女問わず人気を集めるロングセラー商品「ヨーグルッペ」の発売35周年を記念したキャンペーンサイトです。売上を伸ばすことはもちろん、関西や関東など全国で認知度を高めたいというご要望があり、SNSを活用してキャンペーンサイトを拡散していくことを目指しました。
内容に関しては、ヨーグルッペについての投稿の多くがコアなファンによるものであることに注目し、販売元である南日本酪農共同様の地元・宮崎を舞台にした宝さがしゲームを企画。ゲームの難易度の高さと景品の豪華さもあり、SNSはもちろん各種メディアでも取り上げられるなど多くの反響がありました。
通常のWeb制作とは勝手が異なる部分が多く、難易度の高い案件でしたが、ディーゼロの持っている技術力をフル活用したからこそ完成させることができた案件となりました。
SNSでの拡散を意識した尖った世界観を表現
SNSで話題となり拡散してもらうことを考え、あえてひと昔前のRPGを彷彿とさせるレトロな2Dデザインを採用。子どもの頃に遊んだゲームを思い出しながら、背景やボタンなどのディテールにもこだわりました。
広大なマップの中からほぼノーヒントで宝箱を探すという高難易度なゲーム性も相まって、実際にSNSでは多くのプレイヤーによる投稿が行われました。
サーバー負荷を軽減してデータ通信の安定化を実現
BaaSの「Firebase」とCDNの「Cloudflare」を利用してサーバー負荷を軽減。マップデータを分割し、キャラクターの位置に合わせて新しいマップを生成することによってデータ通信量を減らすなど、安定したコンテンツ配信を実現しました。
- 負荷対策
- ユーザーが集中しても安定してサービスを提供できるよう、基本的に変わらないゲームコンテンツのデータは「クラウドフレア」を利用してキャッシュ配信することで高速化。動的なユーザーデータは、JavaScriptから「Firebase」と通信させることでサーバに負荷をかけない構成に。
- ユーザーが集中しても安定してサービスを提供できるよう、基本的に変わらないゲームコンテンツのデータは「クラウドフレア」を利用してキャッシュ配信することで高速化。動的なユーザーデータは、JavaScriptから「Firebase」と通信させることでサーバに負荷をかけない構成に。
- インフラ費用の圧縮と固定費用化
- 固定料金でCDN(※)機能を利用できる低料金の「クラウドフレア」を選定。従量制の「Firebase」も通信内容や頻度などを工夫し、最低限の費用で運用することで、「ホスティングサーバ」に安価な低スペックのものを採用することができ、インフラのコストを固定かつ極力低く抑えた運用に成功。
※CDN…「Content Delivery Network(コンテンツデリバリーネットワーク)」の略で、Webコンテンツを効率的かつスピーディーに配信できるように工夫されたネットワークのこと
- 固定料金でCDN(※)機能を利用できる低料金の「クラウドフレア」を選定。従量制の「Firebase」も通信内容や頻度などを工夫し、最低限の費用で運用することで、「ホスティングサーバ」に安価な低スペックのものを採用することができ、インフラのコストを固定かつ極力低く抑えた運用に成功。
- 高速化
- 期限ぎりぎりまでコンテンツの拡充にリソースを割くため、「クラウドフレア」の高速化(リソース圧縮、配信制御)機能を利用。コンテンツ自体のチューニングを行う時間を低減。
デバックモードの実装
超広大なマップ上でバグを見つけるため、開発用のデバックモードを実装。デバックモードによって、バグが発見された際に迅速に修正対応できるようになり、開発期間の短縮につなげることができました。
また、マップ外に通常では発見することのできない宝箱をあえて設置するなど、景品を目当てとした不正操作を防止するための対策も講じました。
サイト情報
サイトURL | https://yoghurppe35th.jp/ |
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公開日 | 2020年09月01日 |
制作期間 | 約10ヵ月 |
総ページ数 | 1ページ |
制作スタッフ | ディレクション:今村 デザイン:屋代、石井 HTMLコーディング:福島、諸富 テクニカルディレクション・システム構築:平尾、佐藤、熊澤、矢野(勝) 表紙イラスト:一宮(パートナー) ドット絵:井上 |
広告代理店 | 株式会社電通九州 |